小さな酒蔵だからこそ
自身の五感を駆使した酒造りをしたい

熟成
成分

酒質の変化に欠かせないもの

泡盛が貯蔵によって酒質が向上するには、よい香りや味に熟成する成分が多く含まれていることが重要なんです。だからこそ、私たち津波古酒造では、その成分を発酵、蒸留、ろ過の各工程で、できるだけ失わない製法で、将来よりよい古酒になる泡盛が製造できる技術を追求しています。

芳醇さと深みが
増してくる

わたしたち津波古酒造の泡盛は昔ながらの製法で造られ、自然が生み出した味わいを持っています。例えば、蒸留後に出る油成分は、泡盛独特のクセの元になりますが、風味豊かな古酒になるためには、欠かせないものです。その為に、昔からつちかわれてきた、微妙な加減で取り除いています。

研ぎ澄まされていない分、熟成する間に様々な成分が影響し合って、深みのある旨い古酒に成長していくのです。

わたしたち津波古酒造は、5年、10年、20年と時間を重ねる毎に芳醇さと深みの増してくる力強い泡盛を作っていると自負しております。

だからこそ、是非、それぞれの家庭で古酒づくりに挑戦してみてください。瓶でも甕でも泡盛の熟成は進みます。皆さんで思い思いの古酒造りを楽しんでください。

驚くほど違う香り

一度の蒸留でもタイミングによって味や香りが変わる

蒸留
の妙

700kgの米から、およそ600リットルの原酒が出来ます。通常はすべてひとつのタンクに貯蔵しするのですが、わたしたち津波古酒造では、あえて5つのタンクに分けています。最初の蒸留では純度の高いさらさらのアルコールですが、徐々にオイリーで穀物や油の香りがしてきます。一度の蒸留でもタイミングによって、驚くほどどれも違う香りを持つ原酒を楽しむことができるのです。是非、試飲にいらしてください。

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