原酒太平

原酒太平

「最近の泡盛は飲みやすくなっていて、どの泡盛を飲んでもあまり変わらない。」「もっと泡盛の特徴の強いのが造れませんか?」というご意見・ご要望がありました。そこで醪(もろみ)を蒸留して製成後、加水調整をせず旨味成分を抽出したままの状態での泡盛を造ることにしました。

具体的には、検定タンクを5つに分けそれぞれをブレンドすることで特徴のある泡盛を造ることができます。

1番(Fir)タンク、2番(Sec)タンクはアルコール度数が非常に高く香気成分(エステル、フーゼル油他)が豊富に含まれています。
3番(Thir)タンク、4番(Four)タンクは甘い香りが漂う旨味成分が強くバランスの良い味わいが特徴です。
5番(Fift)タンクは甘い香りのVA(バニリン)が抽出されます。適度なフルフラールの香りは泡盛にコクと甘い香りを付与し昔ながらの香りを感じさせます。
ブレンド率の違いで劇的に変化する味わい、そして過去に例のないこの泡盛が、将来どのように熟成していくかも未知数であり、とても楽しみです。
つぎに、一例として原酒太平の31番をご紹介し、その後に、その他の原酒太平について、一覧表でご紹介いたします。

商品名
原酒太平(31番)
区分
原酒
出荷時期
太平感謝祭限定販売
原材料
タイ米、黒麹
度数
44度
容量
1800ml
飲み方
ストレート、水割り、お湯割
特徴
深い乳香と香辛料の香り。甘さとコクが口中に広がる。
原酒太平一覧表(在庫のあるもの)
番号 ブレンド割合(%) 特徴
1番 2番 3番 4番 5番
Fir Sec Thir Four Fift
3 0 0 14 54 32
5 0 0 8 65 27 奥深いコクとスパイシーなアクセントの共演。
6 0 0 36 20 44 焦がしバターの様な風味と苦みが甘さを引き立たせる。
12 0 16 0 44 40 口に含むと、とろみのある甘さが追いかけてくる。
14 0 0 39 30 31 濃厚な甘みと香ばしい香りが口中に広がる。
15 10 10 10 40 30 穀類の華やかな香り、ほのかな苦みと甘みが広がる。
16 13 0 0 70 17 スッキリ果実の香りと少しの苦味が甘さを引き立てる。
17 0 0 36 23 41 蜂蜜や穀類の香りが、エステル香を追いかける。
18 0 0 50 0 50 華やかなエステルと穀物の香り。オイリーな口当たり。
26 9 0 44 0 47 綿アメの様な香り。少しの苦み、酸味、甘さが融合。
27 0 0 0 92 8 チーズの様な香り。酸味、渋み、甘みが溢れだす。
28 0 18 0 57 25 華やかなエステル香をカラメルの香りが追いかける。
30 0 47 0 0 53 バニラのような濃厚な風味。
31 0 0 17 68 15 深い乳香と香辛料の香り。甘さとコクが口中に広がる。
32 4 19 0 49 28 爽やかに抜ける香り。後からオイリーさが追いかける。
33 0 0 57 0 43 綿アメの様な甘さにシナモンや香辛料の様な香り。
34 0 0 0 100 0 アルコール香を乳香が追いかける。仄かな甘さと苦み。
35 45 0 0 0 55 綿アメの様な香りに続くドライフルーツの様な香り。
36 0 5.7 5.3 89 0
37 15 0 0 75 10
38 0 22 33 0 45

 

PAGE TOP